2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

憲法22条と競業避止義務について

会社を退職して別のところに就職するさいに、競業避止義務が問題になることがあります。しかし、憲法22条からすると、退職も再就職も自由であり、これを合理的に規制する法律もないため、競業を避止させる根拠がありません。この点、日本法は、契約の内容…

日本法の最高価値は政治家の都合

要するに、日本憲法の真髄は、政治家のご都合である。公共の福祉と人権という矛盾する価値を両方認める、ということは、日本憲法の価値は、それら自体ではなく、その背後にあるご都合(きまぐれ)ということだ。ご都合にとって、公共の福祉を重視するか、人…

日本の法律は根本から矛盾している

憲法12条の「公共の福祉の為に人権を使え」というのは、公共の福祉のために生きろ、人権は認めない、ということである。であるのに、人権を保障しているのが、嘘である。条文は 「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを…